正しいことのために苦しむ ~悩むのは良識がある証拠 《ペトロスの手紙》より

みんな心を一つにし、同情し合いなさい。 兄弟を愛し、あわれみ深く、謙虚になりなさい。 悪に対して悪をもって、あるいは侮辱に対して侮辱をもって報いてはなりません。 むしろ、祝福を祈りなさい。神は、祝福を受け継がせるためにあなたたちをお召しになったからです。 「命をたいせつに思い、 幸せな日々を過ごした […]

羊飼いが天使と出会う時 ~福音は信じる者に訪れる 《世界で最初のクリスマス》より

ルカスによる福音書より。貧しい羊飼いたちにメシアの生誕を告げたのは天使の大軍だった。カメラも書物も、人権という概念さえも無い時代、イエスの言葉は神のように美しく感動的だったろう。聖書とは何か、天使は存在するのかについて綴るクリスマス・コラム。

父よ、彼らを赦したまえ。彼らは自分が何をしているのか分からないのです 映画『ベン・ハー』 聖書とキリスト教の物語

大きな十字架を背負い、刑場へと向かうナザレの人を見て、ベン・ハーは叫びます。「この人は、僕に水と生きる力をくれた人だ。この人が一体何をしたというのだ?!」「この方は、人類のあらゆる苦痛を一身に背負うために、この世に生を受けられたのだ。ご覧、あの十字架に、人間のあらゆる罪が重くのしかかっているようではないか。これは終わりではない。始まりだ。いずれ、世界中の人々がこの方に付き従って行くだろう」

決意より信念を維持する方が難しい 《新約聖書より》

あなたたちは、光に照らされた後、苦しい大きな戦いによく耐えた初めのころのことを、思い出してください。 あざけられ、苦しめられて、見世物にされたこともあり、このようなめに遭った人たちの友となったこともありました。 実際、あなたたちは捕らえられた人たちと苦しみをともにし、また、自分がもっとすばらしい、い […]

ジレ・ジョーヌを着た『島の馬』(ジャック・プレヴェール)

どこか遠くの島に、ひとりぼちの馬がいる。 馬が草など食べている。そのむこうに一艘の船が見える。それは馬がこの島へ来るとき乗った船で、いずれ帰るときにも乗る船だ。 もともとひとりぽっちの馬ではない。 ほかの馬との付き合いが大好きだから、こうしてひとりでいると退屈でたまらない。 何か、ほかの馬の役に立つ […]

美しい男たちのスリリングな愛を描く映画『戦場のメリークリスマス』 贖罪と反戦の挽歌

第二次大戦下、ジャワ島の日本軍捕虜収容所で、日本語を理解する英国陸軍中佐ジョン・ロレンス(トム・コンティ)は、捕虜たちを監督するハラ軍曹(ビートたけし)といつしか心を通わせるようになる。一方、厳格で、名誉と武士道を重んじる収容所の所長、ヨノイ大尉(坂本龍一)は、新たな捕虜となったジャック・セリアズの美しさと真っ直ぐな気性に次第に魅了されていく.

『DEATH NOTE』 なぜ人を殺してはいけないのか

DEATH NOTEによって死神の力を手に入れた真面目な高校生・夜神ライトは、世直しと称して悪人の抹殺を繰り返すようになりますが、天才の探偵Lと警察に追い詰められ、最後は手当たり次第に邪魔な人間を殺害するようになります。「非凡な人間は法をも超える権利を有する」というドストエフスキーの『罪と罰』を現代にスライドした傑作から、人類の重要な命題について語るコラム。

ドストエフスキーの名作『罪と罰』米川正夫(訳)の抜粋 / 『謎とき 罪と罰』江川卓

超個人主義に徹する貧しい大学生ロジオン・ラスコーリニコフは、『人間は凡人と非凡人とに分かれ、非凡人は既成道徳をも踏み越える権利を有する』 『一つの些細な犯罪は、数千の善事で償われる』という論理のもと、強欲な高利貸の老婆を殺害し、奪った金を有効に使おうとする。不朽の名作を米川正夫訳で紹介。

人にあわれみをかけない者には、あわれみのないない裁きが下される ≪新約聖書より≫

「人を差別するなら、あなたたちは罪を犯すことになり、立法によって違反者と断定されるのです。律法全体を守ったとしても、一つの点で落ち度があるなら、律法全部の点について有罪となるからです。人にあわれみをかけない者には、あわれみのないない裁きが下されます。あわれみは裁きに打ち勝つのです」ヤコポスの手紙 『差別に対する警告』 より。

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海洋小説『曙光』MORGENROOD

ニムロディウムという架空の金属元素を中心に、鉱業、海底鉱物資源、深海調査、海洋情報ネットワーク、建築&デザインなどをテーマに描く人間ドラマ。水深3000メートルに眠るニムロディウムの採掘は世界を変えるのか。生の哲学を中心に海洋社会に生きる人々の願いと攻防を描きます。Google Driveにて無料サンプルPDFも配布中。

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