WordPress 再インストール

20分で出来るWordPress再インストール法 エックスサーバー篇

WordPressも何をやっても調子の悪い時がありますね。

メディアのアップローダーが上手く機能しなかったり、編集画面ががフリーズしたり。

何年も同じ状態で使っていると、反応も鈍くなり、動きもトロトロするようになります。

当サイトも、プラグインの競合が引き金で、メディアの管理画面と、編集画面のカスタマイズが機能しなくなりました。運営に支障をきたすほどではないですが、アップロードの度に必要項目にチェックを入れ直すとか、面倒でやってられません。

そういう時は、WordPressの再インストールをするのが一番です。

ここではエックスサーバーでの手順をご紹介します。

エックスサーバーでなくても、『WordPressの自動インストール / 削除』が備わっていれば、同様の操作で簡単に再インストールできますので、どうしても調子が悪い時は試してみて下さい。

レンタルサーバーの自動インストール / 削除 について

主要なレンタルサーバーにはデフォルトでWordPressの『自動インストール / 削除』の機能が備わっていると思います。ワンクリックで、WordPressのコアファイルを指定のディレクトリに設置し、すぐにブログが始められるサービスです。

一方、『削除』は、WordPressのコアファイルを一括で削除します。

削除の対象は、WordPressに関連するファイルだけなので、自前で作成したディレクトリやファイルは削除の対象とはなりません。
たとえば、robots.txt、ウェブマスターツールの認識用ファイル、WordPressのコアファイルの外に作成した自前のディレクトリなどです。

この違いを利用して、十数分でWordPressの再インストールをやってのけるのが、この記事の主旨です。

wp-content と データベースのバックアップをとる

WordPressにおいて一番重要なのは、投稿やオプションなどのデータが格納されているデータベース(.SQL)と、ブログ運営中にアップロードしたメディアファイル、使用中のテーマ・テンプレートです。

まずはこの3点を確実にバックアップします。

レンタルサーバー独自のバックアップ機能を使ってもいいし、バックアップ系プラグインを使ってもいいし、やりやすい方法でいいのですが、サーバーの機能やプラグインに頼らず、二重、三重にバックアップを取ることをおすすめします。なぜなら、万一、ファイルが破損した場合、復元したくても、エラーで受け付けてくれない危険性があるからです。

一番確実なのは、phpMyAdmin を使って、データベースをエクスポートすること。

次いで、FTPを用いて、wp-content の大事なファイルをローカルに保存します。

wp-content に関しては、メディアファイルの量が多いと転送も大変なので、日頃から『UpdraftPlus Backup/Restore』のように、丸ごとデータを保存してくれるプラグインを利用することをおすすめします。プラグイン独自のファイルを作成する方法だと、何かで条件が変わった時、同じプラグインを使っても復元できない危険性があるからです。

バックアップができたら、いよいよ再インストールの準備にかかります。

再インストールの手順

再インストールの手順は次の通りです。
順調にいけば、20分もかかりません(作業前のバックアップの時間は含まれません)

  • 再インストールに使用する予備のデータベースを作成
  • プラグインを全停止する
  • 同一サーバー上に避難用のディレクトリを作成し、uploads, themes, plugins の重要なファイルを移動する。
  • もしくはwp-contentをリネームする。
  • レンタルサーバーの『削除』で、いったん旧WordPressを削除する。
  • 予備のデータベースに再インストール
  • wp-config.phpを従来のデータベースに書き換える
  • 接続を確認したら、避難したwp-contentを元に戻す

再インストールに使用する予備のデータベースを作成

エックスサーバーの自動インストールの場合、既にデータが入力されているデータベースにはインストールできません。
作業に必要な予備のデータベースを新規作成します。

プラグインを全停止する

使用中のプラグインは全て停止します。必要に応じて、設定内容のバックアップを取って下さい。
インポート機能がない場合は、ブラウザのスクリーンショット機能を使うと、設定画面を丸ごと保存することができます。

避難用ディレクトリを作成

使用する同一サーバー上に、避難用のディレクトリを作成します。名前は何でも構いません。

WordPress 再インストール

ディレクトリが作成できたら、FTPを使って、uploads, themes, plugins など、避難させたい重要なファイルを移動します。

ファイル移動が上手くいかない場合は、移動元、移動先のパーミッションを書き込み可能「777」にして下さい。(後で戻すことをお忘れなく!)

WordPress 再インストール

WordPress 再インストール

1-1. wp-contentをリネーム

ファイル移動が面倒な場合は、wp-contentのディレクトリごと名前を変更すればOK。
自動削除のファイルリストから外れます。

WordPress 再インストール

旧いWordPressを削除

レンタルサーバーの機能を使って、WordPressを削除します。

削除されるのはWordPress関連のコアファイルだけ、避難用のディレクトリや避難先のファイル、robots.txt など、自前のファイルは削除されません。

削除をクリックすると、レンタルサーバーの管理画面に「これらのファイルを削除します」と確認メッセージが出るので、一覧の中に大事なファイルが含まれていないか、確認の上で『削除(確認)』をクリックして下さい。

WordPress 再インストール

WordPress 再インストール

WordPressを再インストール

削除が完了したら、作業用に作成した新規データベースにWordPressを再インストールします。

WordPress 再インストール

wp-config.phpを書き換える

wp-config.phpの従来のデータベース名に書き換えます。

wp-config.php

避難したwp-contentsを元に戻す

wp-login.phpからアクセスし、以前の管理画面にアクセスできて、投稿なども無事なのを確認したら、避難先のwp-contentsを元に戻します。

wp-content 内のディレクトリにアクセスできない場合は、一時的にパーミッションを『777』にして、書き込み可能にして下さい。

作業が終わったら、元に戻すのをお忘れなく。

ファイルの移動が完了したら、メディアやテーマを確認します。

注意点

エックスサーバーの場合、MySQLのリストには、最初にWordPressをインストールした作業用データベースの情報が残ります。

たとえば、MySQL一覧で、使用中のデータベースには赤いマークが付きますが、データベース情報を書き換えても、最初にWordPressをインストールした作業用データベースに赤マークが残るのです。

WordPress 再インストール

この事実を忘れて、後日、使用中のデータベースを削除したり、データベースをバックアップしたつもりが作業用の方だった……という事態にならないよう、十分にお気を付け下さい。

wp-contentの一部のフォルダが移動できません!

wp-content にメディアファイルを戻す場合、フォルダごと一括移動すれば、ほぼ一瞬でファイル移動できるのですが、現在が2018年2月の場合、wp-content/2018/ のディレクトリにフォルダ移動できない可能性があります。多分、WordPress側でロックがかかっているのだと思います。

フォルダ移動できない場合は、ファイル単位で移動すれば上手くいきます。

量が多いと、若干、時間はかかりますが、FTPを使って、ローカル=サーバー間でファイル移動するより、サーバー上の移動の方が早いです。

他にも、WP Smush など、一部のプラグインで、サーバー間のファイル移動ができないものがあります。

その場合も、データベースが元通りであれば、プラグイン・ファイルを再インストールするだけで、設定などもすぐに反映されますから、WordPressの管理画面からプラグインの新規インストールをして、対処して下さい。

まとめ

WordPressの再インストールは非常に効果的です。

プラグインやテーマファイルをいじって悩むより、さっさと再インストールした方が早いかもしれません。

データベースとwp-contentのファイルさえ保存しておれば、いつでも復旧できますので、大丈夫です。

データベース → wp-config.php の書き換えで復旧

wp-content → FTPでアップロード、もしくはファイル移動で復旧

いざとなれば、バックアップ系プラグインで、一発復旧も可能ですし。

不安な方は、一度、テスト環境で練習してから、本番にのぞんで下さい。

多くのユーザーに愛用されていて、便利です。MySQLも10個作れるので、一時避難や再インストールにも便利です。


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