ドキュメントの埋込

あなたの小説の下書きをネットで公開してファンと楽しむ方法 Google ドキュメントとWord Online

ブログ、カクヨム、Twitter、Kindle、等々、今は自分の作品を公開するいろんな方法がありますが、小説の下書きを公開しながら、ファンとライブ感を楽しむのも一つの方法ではないかと思います。

Google ドキュメントやWord Onlineの『ウェブで公開』を利用すれば、日に日に出来上がる小説の下書きをファンと分かち合う……という新感覚の楽しみ方もできるので、興味のある方はぜひ試して下さい。

またブログやSNSには掲載しにくい長文コンテンツの表示、商品版のサンプル、削除や改変部分のお楽しみ公開などにも活用できるので、興味のある方はぜひ。

それぞれの特徴は、

Google ドキュメント → 簡単。ドキュメントの完全プロテクトが可能(印刷、DL禁止)

Word Online → テキスト読み上げ(オンライン編集のみ)、フォント調整など、高機能。埋め込みの見映えも綺麗。ただし、Googleドキュメントのように「印刷禁止」「ダウンロード禁止」(PDF)の詳細設定は不可っぽい。

なお、ドキュメントの見映えは、お使いの端末によって異なります。そのあたり、自己判断でお願いします。

[outline]

Googleドキュメントをウェブに埋め込む

まず、Google ドキュメントにアクセスして、好きなテンプレートを選びます。

好きなテンプレートを選ぶ

執筆が完了したら、ファイル → ウェブに公開 を選択。

ウェブに公開を選択

最初に、こういうメッセージが現れるので、準備が整ったら、『公開』をクリック。

ウェブに公開を選択

『リンク』のみを公開する場合。

リンクの選択

『埋込』を公開する場合。

埋込を選択

ウェブに埋め込むとこんな感じになります。

width=”100%” height=”300″ の場合。

記述は、こんな感じ。

iframe src=”https://docs.google.com/document/d/e/●●/pub?embedded=true” width=”100%” height=”300″

テキストリンクでGoogle ドキュメントに誘導する場合。リンク先を確認してみて下さい。お使いの端末によって表示は変わります。

Google ドキュメントで閲覧する

ファイル共有設定の仕方

Googleドキュメントの『公開』の種類は、二つあります。

1)ファイルとして共有する(ファイルの編集、コメント挿入など)

2)ビューを共有する(自分だけが閲覧できる、誰でも閲覧できる)

上記で紹介した、ウェブで公開=ドキュメントの埋込は、ビューの共有であって、ファイルの共有ではありません。

通常、『ウェブで公開』を選択した場合、訪問者の権限は『閲覧のみ』に限定されるので、イタズラや書き換え、コピー、ダウンロードなどの心配はありませんが、ファイル共有の詳細設定をしておけば、Google ボットの拒否(検索エンジンにインデックスさせない)、より強固なプロテクトができるので、大事なドキュメント・ファイルを守りたい場合は、詳細設定を完了しておきましょう。

編集画面の右上部に『共有』の青いボタンがあるので、クリックします。

共有設定

メッセージボックスの右下、詳細設定をクリック。

公開の詳細設定

メッセージボックスの下方の『オーナーの設定』にチェックを入れて、『変更を保存』をクリック。

・編集者によるアクセス権の変更や新しいユーザーの追加を禁止します
・コメント権を持つユーザーと閲覧権をもつユーザーのダウンロード、印刷、コピーを無効にします

上記の2点にチェックを入れると、Googleボットの巡回も拒否されるので、インデックスされません。

詳細設定の編集禁止

Word Online(OneDrive)をウェブに埋め込む

ウェブ埋め込みの使い方

OneDriveを利用したWORD Onlineもウェブの埋込が可能です。見た目はGoogleドキュメントより綺麗です。

ファイル → 共有から 埋め込みを選択。

WORD Online ウェブに埋込

WORD Online 設定

埋め込み画面の幅や高さを指定して、コードをコピー&ペーストするだけです。

相互の関係から、アクセス制限を設定することもできます。

・ ユーザーによる文書の印刷を許可する
・ ユーザーにこの文書の埋め込みコードを表示する

ドキュメントが多数にわたる場合は、『次のページから開始』を設定すると、一番見て欲しいページにフォーカスできるので便利です。

ウェブ埋め込みの条件を設定

WORDの場合、右下方のアイコンから、PDFやダウンロードのメニューを展開することができます。

アクセス制限の設定

イマーシブリーダーでテキストの読み上げもできる(オンライン編集のみ)

表示 → イマーシブリーダー を使えば、テキストの音声読み上げも可能です。

Word Online 音声読み上げ イマーシブリーダー

Word Online 全画面表示

イマーシブリーダーを選択します。

Word Online イマーシブリーダーを選択

スピーカーのアイコンをクリックすれば、読み上げが始まります。

↓ これは画像なので、クリックしても再生しません。
Word Online 音声読み上げ

テキストの大きさなどを変更することもできます。

Word Online

注意

Word Onlineの場合、「印刷禁止」にしていても、オンライン上でPDFに変換して、ダウンロード&印刷は可能なので、Google ドキュメントのように、完全にドキュメントをプロテクトすることは出来ないみたいです。

ただ、お使いの端末やブラウザによって挙動が異なるかもしれませんので、そのあたり、しっかり確認の上でご利用下さい。

あやふやな情報ですみません。

私もIE、Firefox、Chrome系、すべて試しましたが、サインアウトして、ビジターとしてアクセスしても、ダウンロードや印刷ができてしまうので。

ウェブで公開の応用

ブログやSNSだと、コンテンツの公開方法も限定されますが、Google ドキュメントやWord Onlineも併せて使えば、応用の幅も広がります。

ウェブに埋め込まなくても、リンクだけ共有することも可能なので、Twitterやメールでお知らせしてもいいですね。

1. 削除や改変前の場面を公開する

改稿を重ねるうちに、場面を削除したり、大幅に内容を変更することもあると思います。
ファンサービスで、そうしたボツ原稿を公開するのも楽しいのではないでしょうか。
映画のDVD特典にも、デリート・シーンの特集がありますが、それと同じです。ファンには楽しかったりします。

2. 期待感を煽る

次作を期待するファンに内容をチラ見させるのも楽しいですよね。
映画も、公開の半年前に、一部がCM動画として流されたり、監督や俳優のインタビュー記事が公開されたりします。
「これ、絶対観に行く!」という期待は口コミでも広まりますので、宣伝効果があるのではないでしょうか。

ちなみに、ブログやSNSだと、内容をコピーされることもありますが、Google ドキュメントの場合、コピープロテクションがあるので、コンテンツ保護の効果も高いと思います。

3. 長文コンテンツに強い

ブログやSNSの場合、1ページに掲載できる情報量も限られますが、Google ドキュメントなら、数十ページに及ぶ特大コンテンツも許容範囲なので、見出しやブックマークを取り入れて、上手に編集すれば、電子ブックの代替としても使えるのではないでしょうか。

画像や文字色の変更など、WORDで使える基本の編集機能は全て備わっています。

4. 変更をリアルタイムに共有できる

熱心なファンがあるなら、「昨日まで、○○は、こうなってませんでしたか?」みたいなコミュニケーションも楽しめると思います。
あるいは、「先日までの展開の方が面白かった」なんて意見ももらえるかもしれません。
ファンと作るライブ感などが欲しい方は、試してみるのも一考かと。

5. シリーズを一気に読ませることができる(ストレスフリー)

ブログには投稿できない長文、もしくは、ページ分割が必要なシリーズものを、一つのドキュメントにまとめて公開することができます。
特にスマホ閲覧の場合、「何度もクリックするのが面倒」「どこに何が書かれているのか一覧性に欠ける」「ブログを読み込むのに時間がかかる」等々、ストレスも多いです。
そんな時、一つのドキュメントにまとめて公開すれば、一回のアクセスで全文をスムースに閲覧することができます。
文字数が、数万~数十万に達すれば、オンライン・ドキュメントもかなりのボリュームになりますが、それでもWordPressやブログのページを読み込むよりストレスは少ないです。PDFよりも軽いです。
バナー広告やアドセンス広告は設置できませんが、商品ページ等のテキストリンクは挿入可能なので、上手に使えば、マーケットにも役立つのではないでしょうか。

おまけ:ドキュメントの埋め込みプラグイン

Googleドキュメントのデフォルトの『ウェブで公開』機能が物足りない場合は、プラグインを使うと、用途の幅が広がります。

Embed Any Document

エディタのクイックボタン『Add Document』から挿入したいドキュメントを選択。
リンク先は、DropBox、Google Drive、box、外部リンク、ドキュメントのアップロードなどから選べます。

一度埋め込めば、ショートコードも分かるので、手動で記述することも可能。

Google Doc Embedder

gview file=”http://url.to/file.pdf” 

上記のようなショートコードで簡単に埋め込みできます。
表示可能なファイルは、DOC、PDF、XLS、TIFF、AI、PSD、ZIPなど、多岐にわたるので、興味のある方はチェック。

Document Gallery

ドキュメントのリンクをサムネイル表示するプラグインです。たくさん並べてリンク表示したい場合に便利です。
PDF、WORD、Excel、PowerPoint、ZIPをサムネイル表示することができます。
テキストリンクと異なり、一目で内容が把握できます。


繰り返しになりますが、

共有の詳細設定をお忘れなく!
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