ふしあわせという名の猫がいる

ふしあわせという名の猫がいる

いつもわたしにぴったりよりそっている

ロング・グッドバイ 寺山修司詩歌選 (講談社文芸文庫)

でも その猫は気まぐれなので

突然 どこかに行ったりします

そして ふらりと帰って来た時には

しあわせ という名の 大きな魚を

口にくわえていたりします

しあわせ ふしあわせ

どちらも わたしの かけがえのない友達

同じ顔をした

気まぐれな影

Morgenrood 曙光

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この記事を書いた人

石田 朋子

文芸愛好家&サブカルチャー・ファン。主に70年代~90年代の作品に思い入れがあります。寺山修司の名言『詩を作るより、田を作れ(揶揄)』をモットーに、好きな作品を次代に伝えることを目標にしています。海外在住につき、現代日本とは相容れない所がありますがご容赦ください。趣味はドライブと登山。