プラハ&チェコ共和国

知見は時に絶望しかもたらさない フランツ・カフカの『ロビンソン・クルーソー』

幸せに生きるコツ――なりふり構わず ロビンソン・クルーソーが島のもっとも高い一点、より正確には、もっとも見晴らしのきく一点にとどまりつづけていたとしたら―― 慰めから、恐怖から、無知から、憧れから、その理由はともかくも――そのとき彼はいち早く、くたばっていただろう。 ロビンソン・クルーソーは沖合を通 […]

プラハで一番狭い道路 Vinárna Čertovka

プラハのカレル橋を渡った向こう、フランツ・カフカ博物館の近くに、『Čertovka 』というカフェがあります。 Mala Strana (“Little Quarter”)という名の小さなスクエアにある、U Lužického semináře 通りから、川沿いに向かう階段状の小径が、プラハ一(世界 […]

カフェと寺院と石畳の魅力 地方都市 ミクロフ(Mikulov)in チェコ

贅沢というなら、センスのいいカフェバーで昼間からワインを頂くことだろうね。 オーストリアとチェコ共和国の国境沿いにある小さな町ミクロフ Mikulov にて。 欧州のカフェではよく手描きのメニューを見かける。 二色のチョークで重ね書きされているのがポイント。 私もチェコ語は分からないけれども、左側が […]

インテリアの魅力 ~プラハ城の通用門にて

プラハ城の通用門にて。(裏庭から街路に通じる門) インテリアの魅力がぎゅっと凝縮されたような一枚と思う。 古びた石の壁に、さりげに寄り添うテラコッタの鉢植え。それも二つ、絶妙な間隔で置かれているのがポイント。 インテリアはお金をかけなくても、ちょっとした工夫で素晴らしくお洒落に見える。 石段に二つの […]

プラハ『飢えの壁』 ~カレル4世とルイ16世

寒さで凍てついたベルサイユ宮殿の庭園を視察したルイ16世は「ちょうどよかった。パリから失業している男たちをあつめて、氷かきをやらせるといい。賃金をたっぷりはずんでな」と兵士たちに命じる。プラハではカレル4世が貧困に苦しむ庶民の為に必要のない巨大な壁を建設したといわれている。君主に必要な徳と社会の幸福に関するコラム。