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親と子の愛

きょうだいは平等に愛せるか 『北斗の拳』アサム王と三兄弟のエピソードより

親の目には平等でも、きょうだい間には歴然とした上下関係があるものです。弟より兄、妹よりは姉の方が一日の長がありますし、周りにも重く見られたいのが人間の性分です。そのように兄(姉)として頼られ、『格』を尊重されるからこそ、弟(妹)を慈しむことができるのです。

本当の『鬼畜』は誰? 松本清張の描く「子捨て」と「子殺し」

愛人と生活費で揉めた宗吉は三人の子どもを押しつけられ、妻・お梅の怒りを買う。途方にくれた宗吉は子どもを捨てることを思い付く。緒形拳、岩下志麻、小川真由美の鬼気迫る演技が胸を打つ野村芳太郎監督の名作。我が子に手をかけた宗吉とお梅も人面獣心の鬼畜かもしれないが、幼い三人の子どもを置き去りにした愛人・菊代はどうなのか。松本清張の小説の抜粋も掲載。

『子供と大人の境界線はどこですか』 #『質問』の答え

それは親を一人の人間として赦せた時です。『子供』の目には、親はどこまで行っても『親』でしかありません。だけども、心が成長して、子供と大人の境界を越えると、親を一人の人間として理解し、受け止められるようになります。ああ、この人も、弱さ、脆さをもった、一人の人間なんだな、と。

だるまどん(父)の優しさ 絵本『だるまちゃんとてんぐちゃん』

世に絵本は数あれど、孫の代、いや世の末まで読み継ぎたい名作中の名作といえば『ぐりとぐら』、そしてこの『だるまちゃんとてんぐちゃん』でありましょう。 ストーリーはごくごく単純。 だるまちゃんとてんぐちゃんが仲よく遊んでいたのはいいけれど、だるまちゃんは、てんぐちゃんの持ち物をことごとく羨み(まったく子 […]

戦後日本の宿命と社会の不条理を描く 森村誠一『人間の証明』 / 野性の証明

八杉恭子に人間の心が残っているなら、必ず自白するはずだ。無残に刺殺された黒人ジョニー・ヘイワードと西条八十の麦わら帽子の詩の関連を追う中、棟居刑事は一夏を霧積で過ごした家族の存在を突き止める。戦争直後の混乱と貧困を背景に、人種差別や階級格差を描いた本作は、単なる推理劇にとどまらない重厚かつ社会的な人間ドラマである。

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

ニムロディウムという架空の金属元素を中心に、鉱業、海底鉱物資源、深海調査、海洋情報ネットワーク、建築&デザインなどをテーマに描く人間ドラマ。水深3000メートルに眠るニムロディウムの採掘は世界を変えるのか。生の哲学を中心に海洋社会に生きる人々の願いと攻防を描きます。Google Driveにて無料サンプルPDFも配布中。

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