自然と生命と科学

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宇宙や生物など自然をテーマにしたコラムです。

生命は道を探し出す スピルバーグの映画『ジュラシック・パーク』

化石に閉じ込められた蚊の胎内から恐竜の血液を採取し、現存する爬虫類のDNAと掛け合わせて、恐竜を現代に蘇らせる。夢のテーマパークはコンピュータシステムで完全管理され、安全に見物できるはずだった。だが巨利に目がくらんだ職員が恐竜のDNAを持ち出そうとしたことから、システムに綻びが生じ、恐竜たちが暴走しはじめる。

宇宙の片隅の一期一会 ~発見は己の内側からやって来る

深海調査の視察に訪れたファーラー社長は「深海で何を目にしても、見て見ぬ振りをしろ」とヴァルターに迫る。科学の良心の狭間で揺れる彼に、元上司のランベール操縦士長は「その場に行けるのは一度きり」と宇宙の片隅の一期一会の大切さを説く。

権力に折れるか、科学の良心に従うか ~学説も金で買える時代だよ

深海調査が順調に進む中、一人のスタッフが画像データの改竄を指摘する。そこにはウェストフィリア島の真実が隠されていた。調査の出資者でもあるロバート・ファーラーは「深海で何を見ても見なかった振り」を強要し、ヴァルターは科学者の良心から反発するが、ファーラーは学説も金で買える時代と脅迫する。

生命を選別する宇宙開発 ~どの生物を残し、どの生物を見殺しにするか。人間の究極のエゴ

深海の調査が進む中、潜水艇の耐圧殻でノックス研究員が宇宙人コードについて尋ねる。宇宙の開発地で土着生物が発見された場合、何を保護し、何を見殺しにするか、人間の究極のエゴともいうべき法律だ。一方、新米パイロットのユーリは懸命にサンプリングに取り組みながら、意欲と連帯感を深める。

学界に名誉の旗を立てるだけが学問か? 血塗られた貴石と科学者の誇り

ウェストフィリア探鉱に乗り出すファルコン・マイニング社の社長ファーラーの手には、稀少金属ニムロディウムを含む貴石ブルーディアナイトが握られている。それはかつて鉱物学者の恋人からダナに贈られたものだった。マイニング社の不正には学問でもって対抗すると、志の高い鉱物学者の父子だったが、ブルーディアナイトが原因で凄惨な事件に巻き込まれる。

意味が無くても、名無しでも、みんな生きてる ~君に深海を見せたい理由

潜水艇からの実況を条件にウェストフィリアの深海調査を引き受けるが、オリアナは彼の申し出を無視し続ける。それを同僚の女の子に話すと、誰も深海の実況など興味ない、何の意味があるのかと問いかける。「君は海のことをよく知ろうともせず、『面白くない』と切って捨てる。『面白くないこと』の先は見ようとしない」とヴァルターは反論する。

親は死んで子どもの血肉となる ~鮭の産卵より

サケの親の死骸は自然に腐敗して、卵が孵る頃には栄養豊かな食べ物になる。救われるのは稚魚だけじゃない、熊やキツネなど、冬を越した森の動物たちの食糧にもなる。食い散らかされた鮭の死骸は一つ残らず稚魚や動物の糧になり、川と緑を育むエネルギーに生まれ変わるんだよ。

アイデアの可能性 いつかは誰かが必要とするかもしれないから、とことん考えてみる

どうして誰も欲しがらないと決めつけるんだい? 遠い将来、それこそ何世紀という未来、海面が著しく上昇して、海抜の低い島や沿岸のデルタ地帯に住み続けることができなくなった時、海のど真ん中でも建設可能な干拓都市の構想が必要とされるかもしれないよ.。今すぐ実現するかどうかは問題じゃない。それこそ君が言うような『空想ごっこ』を真剣に考え抜いた人がいたから、恒星間航行も可能になったんだ。

生命の始まりは微生物 産業開発と海の宇宙的価値

海中技術に長けた人材を得る為にアル・マクダエルは潜水艇のパイロットであるヴァルターに会うが、彼の態度は好戦的で、海底鉱物資源の採掘を試みるアルの言説にことごとく反発する。海洋開発について「たかが微生物」というアルに対し、ヴァルターは海の宇宙的価値で反論する。

物理学者と詩人と占星術師 ・世界は異なる個性でバランスを保つ

満点の星空を見て感動した時、人間は大きく2種類に分かれると思う。 宇宙の謎を解き明かそうとする人と、神秘を詩や絵に描こうとする人。 私は後者の人間で、カール・セーガンの『コスモス Cosmos』や、NHKスペシャル『宇宙 未知への大紀行』なものに憧れもしたけれど、それを物理的に解明しようとは思わなか […]

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