心のこと

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人間の存在理由と深海の生き物 意味や役割があるから愛されるわけじゃない

潜水艇の耐圧殻から深海調査の実況に挑むヴァルターは、実況に耳を傾ける子供たちに深海のダイナミックな地形や世界観を語り、生きることに懐疑的なゾーイに理由などなくても生きることの尊さを説く。八代海の謎の海丘群やプチスポット火山の話題、実際の深海調査の模様を動画と画像で紹介します。

存在理由などなくても、とりあえず生きてみる ~自分を誇れるように~

一流IT会社に就職したものの、アッパーな雰囲気に馴染めず、周りから浮いてしまうプログラマのゾーイ。些細なことでヴァルターと口論になり、会社を飛び出してしまう。ゾーイと一緒にランチを取りながら、意味がなくても生きている深海の生物に喩えながら彼女を励ます。

何を信じ、どう貫くか リュック・ベンソンの映画『ジャンヌダルク』と正しい信仰心

『現代は信じられるものがない。だから何かを信じぬいた少女を描きたかった』とリュック・ベンソン監督。聖女ジャンヌ・ダルクは本当に神の声を聞いたのか。思い込みの激しい少女、それは傲慢であるという斬新な解釈のもと、劇的に描く歴史スペクタクル。

涙 ~いつの頃からか 僕は自分の気持ちを話すのが苦手になった

僕はうかつにも涙を流してしまった。 靴の先が丸くにじんだ。 西日の当たる通勤電車。 人の顔はみなどこか優しい。 自動扉にもたれながら、 僕は流れるプラットフォームを見つめる。 涙でぶざまに濡れても、誰も気にも留めない。 話しかける人さえ、ない。 気楽といえば気楽だが、 自分がまるで実体のないもののよ […]

大洪水と父の死 繰り返される悪夢と心的外傷

故郷の干拓地を壊滅した大洪水で、ヴァルターの父親は堤防を守りに戻って命を落とす。故郷と最愛の人を失った悲しみは十三歳の彼の心を深く傷つけ、悪夢となって繰り返される。一方、彼の心には家族を置いて堤防を守りに戻った父の行動に対する疑念も湧き、それが罪悪感となっていっそう彼を苦しめる。癒やしようのない悲しみに救いは訪れるのか。

男は知っていることを言い、女は人を喜ばせることを言う 。・゚・(´∀`*)゚・・

男性は知っていることを言うが、女性は人を喜ばせることを言う。 エミール〈上〉 (岩波文庫) 正直、話合いほど不毛なものはないと思っている。 話して分かるぐらいなら、いちいち説明せずとも分かっているはずだし、言葉を尽くして説明しても通じないから、いつまでも平行線なのであって、何でも話し合いで解決するぐ […]

疎外する家族と厄介者の息子 グレーゴル・ザムザは本当に虫になったのか フランツ・カフカの傑作『変身』

ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した。有名な書き出しから始まる奇怪な物語は家族に疎外されながら淡々と進んでいく。ニヒリズムを超えた写実的小説の傑作として語り継がれる本作は救いもなければ慈愛もない、人間のリアルを映し出す万華鏡のような作品でもある。

獣性のままに生きるか、善性に殉じるか イソップ寓話『善と悪』

イエスの言葉を聖なる教えとするなら、イソップ寓話は脈々と受け継がれてきた処世術のようなもの。 岩波文庫いわく『実は、歴史上の人物としてのイソップ(アイソーポス)が作ったと実証できる話はひとつもない、いわば「イソップ風」寓話集であるが、そこには、読み手の立場にょってさまざまな解釈が可能な、実に奥深い世 […]

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