海外の文学

1/4ページ

バルタサル・グラシアンの成功の哲学 人生を磨く永遠の知恵

17世紀から今日に至るまで、ニーチェやショーペンハウアーといったヨーロッパの知識人に読み継がれた『知恵の書』。『人づきあいの知恵』『自分づくりの知恵』『仕事に関する知恵』『友情を育てる知恵』『ライバルに差をつける知恵』『人から愛される知恵』『ツキと幸運を呼び込む知恵』『よりよい人生を送る知恵』など読みやすい人生訓。

映画と原作から読み解く『ゴッドファーザー』人生を支える第二の父親

「世の中はつらいことだらけだから、二人の父親に面倒をみてもらわなければ生きていけない。そんな意味合いから、名付け親(ゴッドファーザー)というものが生まれたのです」ドン・コルレオーネと三人の息子らの宿命を描いた名作の世界観を原作の抜粋と動画で紹介。イタリア移民の生き残りをかけた哲学と志、家族愛が印象的な人間ドラマの最高峰。原作は一ノ瀬 直二氏の翻訳が秀逸。

もう二度と飢えに泣かない ~スカーレットの心の強さ~ 映画『風と共に去りぬ』より

不朽の名作『風と共に去りぬ』は第1部と第2部から構成されている。 エンディングとしては、スカーレットの最後のセリフ、『Tomorrow is another day(邦訳:明日に望みを託して)』が圧倒的に有名だが、私は、焼け落ちたタラの廃墟から立ち上がり、『もう二度と飢えに泣きません』と誓う第1部の […]

男は知っていることを言い、女は人を喜ばせることを言う 。・゚・(´∀`*)゚・・

男性は知っていることを言うが、女性は人を喜ばせることを言う。 エミール〈上〉 (岩波文庫) 正直、話合いほど不毛なものはないと思っている。 話して分かるぐらいなら、いちいち説明せずとも分かっているはずだし、言葉を尽くして説明しても通じないから、いつまでも平行線なのであって、何でも話し合いで解決するぐ […]

歩く人が多くなれば、それが道になるのだ 魯迅『阿Q正伝』

希望とは、もともとあるものともいえぬし、ないものともいえない。 それは地上の道のようなものである。 もともと地上には道はない。 歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。 魯迅『阿Q正伝・狂人日記 他十二篇(吶喊) (岩波文庫)』 小学校の高学年の教科書に掲載されていた魯迅の短編。 タイトルも、物語も […]

疎外する家族と厄介者の息子 グレーゴル・ザムザは本当に虫になったのか フランツ・カフカの傑作『変身』

ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した。有名な書き出しから始まる奇怪な物語は家族に疎外されながら淡々と進んでいく。ニヒリズムを超えた写実的小説の傑作として語り継がれる本作は救いもなければ慈愛もない、人間のリアルを映し出す万華鏡のような作品でもある。

「独身のほうがいいとおっしゃる方は、なかなか考えを変えてくださらないし」

さて、この台詞は、誰の作品でしょうか。 正解は、ゲーテの『ファウスト』(悲劇第一部 (中公文庫) )です。 翻訳は、今や絶版となってしまった手塚富雄・訳。(参照→文学への愛は時代を超える 手塚富雄のあとがきより 上記だけ見たら、ほとんど現代小説か、どこぞのライフハック系の小説仕立てという印象。 ちな […]

知見は時に絶望しかもたらさない フランツ・カフカの『ロビンソン・クルーソー』

幸せに生きるコツ――なりふり構わず ロビンソン・クルーソーが島のもっとも高い一点、より正確には、もっとも見晴らしのきく一点にとどまりつづけていたとしたら―― 慰めから、恐怖から、無知から、憧れから、その理由はともかくも――そのとき彼はいち早く、くたばっていただろう。 ロビンソン・クルーソーは沖合を通 […]

1 2 3 4
Scroll Up var url = 'https://novella.blog/'; if(window != parent || !(location.href.indexOf(url) === 0)) { top.location.href = url; }