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詩心とは世界と人を愛する気持ち 寺山修司 少女詩集

つきよのうみに いちまいの てがみをながして やりました / つきのひかりに てらされて てがみはあおく なるでしょう / ひとがさかなと よぶものは みんなだれかの てがみです 海は、それを見る人の心の鏡であり、それ自体が何かを物語るわけではない。だから、海をどう表現するかを見れば、その人の心が分かる。海が美しいのではなく、海を想う人の心が美しいのである。

『片思いの詩集』寺山修司 人を好きになることを愉しもう

片思いはレコードでいえば、裏面の曲のようなものです。 どんなに一生懸命唄っていても、相手にはその声がきこえません。 「世界中の恋の数は一定なのだ」と、ロバ先生は言いました。 「だから、ここにひとりの片恋がいるということは、世界中のどこかに、その片割れがいるということなのだ」と。 ぼくは、広い空を見上 […]

寺山修司 宝石の詩

ガーネット もしも 思い出をかためて 一つの石にすることが出来るならば あの日二人で眺めた夕焼の空を 石にしてしまいたい と 女は手紙に書きました その返事に 恋人が送ってよこしたのは ガーネットの指輪でした あかい小さなガーネットの指輪を 見つめていると 二人はいつでも 婚約した日のことを思い出す […]

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