ある午後の風景 ~今度、生まれ変わったら~

ベランダに出たら、中庭で居眠りする猫を見つけた。

あんまり気持ち良さそうなので、

今度生まれ変わるなら、猫でも良いなあと思った。

人間はよけいなことを考え過ぎる。

ただ陽の温もりだけを感じて生きていればいいのに。

日の出とともに目覚め、日の入りとともに眠る、

原始の時代が懐かしい。

自分が何者であるかなど考えもしなかったのだろう

あの頃は。

初稿:1999/06/12

Morgenrood 曙光

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この記事を書いた人

石田 朋子

文芸愛好家&サブカルチャー・ファン。主に70年代~90年代の作品に思い入れがあります。寺山修司の名言『詩を作るより、田を作れ(揶揄)』をモットーに、好きな作品を次代に伝えることを目標にしています。海外在住につき、現代日本とは相容れない所がありますがご容赦ください。趣味はドライブと登山。