自転車

軽やかに 走ろう
空気入れたての
自転車みたいに

音も聞こえる
景色も見える

道も走れる
草木も摘める

世界をありのままに
感じることができるのだから

窓辺に頬杖ついて
幸せがやって来るのを
ただ待っているなんて
もうたくさん

外に出よう
花を摘もう

両の腕を思い切り伸ばして
風を感じよう

空気入れたての
自転車みたいに
時々 弾けながら
軽やかに世界を駆ける

陽がすっかり暮れるまで

初稿:2002年5月1日

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この記事を書いた人

石田 朋子

文芸愛好家&サブカルチャー・ファン。主に70年代~90年代の作品に思い入れがあります。寺山修司の名言『詩を作るより、田を作れ(揶揄)』をモットーに、好きな作品を次代に伝えることを目標にしています。海外在住につき、現代日本とは相容れない所がありますがご容赦ください。
※ 現在、制作巣ごもり中につき、ほとんど更新していません。