人間はね、生のままの姿が一番美しいの ~『裸足のアフロディーテ』より

「人間はね、生のままの姿が一番美しいの。何も隠すことなんてありはしないのよ」三番街にピアノが鳴ったら

「こうあるべき」に囚われるお堅いクリスチャンの少年に、現代画のヌードモデルを務める女の子が言う台詞。

最初、少年は彼女がヌードモデルであることを咎めるが、彼女の芸術に対する精神を知って、考えを改める。

彼女は彼を展覧会に連れて行き、彼女をモチーフに描いた『裸足のアフロディーテ』を見るようにすすめる。

彼は羞恥心で真っ赤になるが、少女に「正面から、ちゃんと見て」と促され、恐る恐る、絵に描かれた彼女の裸体を目にする。

そして、その美しさに初めて気付く……という場面。

画像は、 ウィリアム・ブーグローの『ヴィーナスの誕生』より

Morgenrood 曙光

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この記事を書いた人

石田 朋子

文芸愛好家&サブカルチャー・ファン。主に70年代~90年代の作品に思い入れがあります。寺山修司の名言『詩を作るより、田を作れ(揶揄)』をモットーに、好きな作品を次代に伝えることを目標にしています。海外在住につき、現代日本とは相容れない所がありますがご容赦ください。趣味はドライブと登山。