「寺山修司」の検索結果 52件

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『詩を作るより、田を作れ』 文芸の価値と詩を役立てる心について

詩を作るより、田を作れ 「詩を作るより、田を作れ」という思想は、根本的には政治主義に根ざしたものである。それは「役に立つ」ということを第一義に考えた処世訓であって「詩なんかなくても生きることはできるが、田がなければ生きることはできない。だから、どうせやるなら自他ともに役立つところの、田を作る方に打ち […]

『ぼくはまだ人を殺したことがない』正当化される殺人と歴史の解釈

ぼくはまだ人を殺したことがない。だが、そのことはぼくの名誉でもなければ、汚辱でもなく、ただ機会がなかったというだけのことにすぎないだろう。ぼくの父は、殺人者であった。<兵隊>という名の殺人労働者として戦場に狩り出されてゆき、ニューギニア諸島で何人かを殺した。殺しの代償として貰った勲章は、父の死後、母 […]

物理学者と詩人と占星術師 ・世界は異なる個性でバランスを保つ

満点の星空を見て感動した時、人間は大きく2種類に分かれると思う。 宇宙の謎を解き明かそうとする人と、神秘を詩や絵に描こうとする人。 私は後者の人間で、カール・セーガンの『コスモス Cosmos』や、NHKスペシャル『宇宙 未知への大紀行』なものに憧れもしたけれど、それを物理的に解明しようとは思わなか […]

映画『アイヒマンを追え』 なぜ戦犯は裁かれねばならないのか ~歴史と向き合う意義

今、ドイツを中心に、ナチズムや人種迫害の歴史と向き合う作品が増えているように思う。 私が最近観た作品の中では、『ハンナ・アーレント』『帰ってきたヒトラー』『ヒトラー暗殺、13分の誤算』『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち『サラの鍵』(フランスのヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件をモチーフに […]

かなしくなったときは 海を見にゆく

かなしくなったときは かなしくなったときは 海を見にゆく 古本屋のかえりも 海を見にゆく あなたが病気なら 海を見にゆく こころ貧しい朝も 海を見にゆく ああ 海よ 大きな肩とひろい胸よ どんなつらい朝も どんなむごい夜も いつかは終わる 人生はいつか終わるが 海だけは終わらないのだ かなしくなった […]

人は「時を見る」ことなどできない 

人は「時を見る」ことなどできない。見ることができるのは、「時計」なのである。 寺山修司の仮面画報 人は「それ」をどのように認識するのだろう? たとえば、「愛」なら、ダイヤモンドやケリーバッグで感じるかもしれないし。 情熱的な恋文でそれを実感する人もあるかもしれない。 「名誉」なら、周囲の賞賛と媚びへ […]

懐かしのわが家(遺稿)

ぼくは不完全な死体として生まれ 何十年かかって 完全な死体となるのである そのときが来たら ぼくは思いあたるだろう 青森市浦町字橋本の小さな陽あたりのいい家の庭で 外に向かって育ちすぎた桜の木が 内部から成長をはじめるときが来たことを

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