CATEGORY 海洋小説『曙光』

海洋科学、鉱業、情報ネットワーク、意匠&デザインなどをテーマに『生の哲学』を描く人間ドラマ。

海洋小説『曙光 MORGENROOD』について

車、スマートフォン、TV、家電、etc。 私達の便利な暮らしは、様々な金属材料に支えられています。 その元となる鉱物資源が、どこで、どのように採取され、製品に加工されるか、まったく気にかけない人も多いのではないでしょうか。 時に鉱物資源は紛争地域に偏在し、政治的、人道的に深刻な問題を引き起こしている […]

海底鉱物資源を採掘せよ 世界を変える金属と深海潜水艇のパイロット

なぜ海底鉱物資源の採掘が必要なのか、技術的難易度から説明。文明を支える希少金属と鉱業の現状、世界を制する鉱山会社との攻防を描いています。採鉱プラットフォームを完成させ、有人潜水艇のパイロットを探し求める過程で、『リング』と呼ばれるユニークな海洋都市の構想を知りますが、海洋開発をめぐって意見が対立。それでも採用に漕ぎ着けるまでのエピソードを収録。実際に開発が進む海底鉱物資源の採鉱システムのモデルや採掘に伴う環境破壊に関する情報も紹介しています。

土木と締め切り大堤防 水害から干拓地を守る

土木技師の父親はオランダで堤防管理をしている。アフシュライトダイク(締め切り大堤防)に魅せられ、国土の礎を築く仕事に誇りを感じたからだ。その精神は息子に受け継がれ、次代の海洋都市『リング』結晶する。鋼製ケーソンの二重ダムで海水を仕切り、内部の水を排水して海底面に大地を現す構想だ。2018年に撮影した写真やアフシュライトダイクのCM動画もまじえて、締め切り大堤防の魅力やコルネリス・レリーの偉業を紹介しています。

これが生だったのか 生きる悦びと自己肯定

人間がこの世で生きていく上で、一番辛く感じるのは『劣等感』ではないでしょうか。 周りを見回せば、社会的にも、能力的にも、自分より優れた人はたくさんいますし、容姿、財産、住まい、肩書き、アップロードした写真や「いいね」の数まで、比較すればきりがありません。 それは時に妬みや絶望となって心を蝕み、本来、 […]

治水と堤防管理 数千年に一度の水害に備えて ~ゲッセマネの祈り

自然災害に関しては、計算や予測ほど当てにならないものはないと思います。 机上の計算では許容範囲でも、実際に起こってみれば、予想をはるかに超える被害がもたらされることもあります。そもそも、高度なコンピューティングシステムを使って、精密な値が得られるようになったのも、ここ数十年ほどの話で、データ的には一 […]

海は生きとし生けるものの故郷 フランスと海洋科学


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北は北海、南は地中海、風光明媚な海岸線をもつフランス国民にとって、海は芸術のテーマであり、憩いの場であり、食や交易など、様々な恵みをもたらす”偉大な母”だと思います。 欧州で『海』といえば、オランダの商船、スペインの無敵艦隊、イギリスの王立海軍やキャプテン・ドレイクなど、他国のイメージの方が強くて、 […]

大洪水と心的外傷 繰り返される悪夢と父への疑念

Product Notesにも書いていますが、突然の不幸によって受けた心の傷は人によって様々です。 周囲に支えられ、たくましく立ち直る人がある一方、どうやってもどん底から抜け出せない人もあります。 目に見える被害が大きいから大変、小さいから大したことない、というのは間違いで、感じ方も、回復のプロセス […]

深海と有人潜水艇 海に広がる豊かな生命の世界

深海は、私たちのすぐ側にある、もう一つの宇宙です。 未来の技術といえば、宇宙開発ばかりが注目されますが、海のポテンシャルも計り知れないものがあります。 工業原料、波力発電、養殖、輸送、観光といった産業はもちろん、異常気象や地震、噴火など、自然現象を読み解く大きな鍵でもあります。 海を知ることは、今私 […]

進まぬ復興と創造的な生き方 ~自分を恥じないこと

多くの人は、「今の自分が好きになれない」と悩んでいるものです。好きになれない原因は、「理想通りにならない」「欲しいものが手に入らない」「周りと比べて劣っている」といった不満や不安が根底にあります。それが、つのりつのって、怒りに移り変わると、やがて激しいルサンチマン(怨念)となり、自分も周りも苦しめる […]

干拓地の惨状と復興ボランティア 心の再建とは

一口に『復興』といっても、いろんな道筋があります。 建物の復興。 自治体の復興。 経済の復興。 心の復興。 何をもって「立ち直った」とするかは、人にもよるし、立場や自治体によっても違います。 ある人にとっては、もう終わったことでも、別の人にとっては、まだ終わらぬこともあります。 行政的な話になれば、 […]

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