無視こそネット時代の良心

世界的に有名なYouTuberが富士の樹海に撮影に入り、自殺者の遺体を愚弄したと炎上したようだが「、私は自分のツイッターでフォロワーを対象に、動画投稿を自粛しているポールが復帰までどれくらいかかると思うかというアンケートを取ったところ、86%が1週間と答えた。私はそんなに長くはかからないと思う。販売すべき商品やブランドとの契約、コラボ、スポンサーの提供する旅行やコミットメント(確約)があるからだ。ばかなまねをすることは、何百万ドルを稼げるビジネスなのだ」とTom Ward氏(Forbs Japan)
毎日毎月、いろんなことが話題になるが、重大な問題さえ今はネタでしかない。その時々、ああだ、こうだと意見は上がるが、すぐに沈下し、忘れ去られていく。
こんな風に世界的に問題視されても、結局は、名前が売れて、いっそう注目が集まるだけ。スポンサーにしてみたら、こんな形でも名前が知れ渡って、ほくほくではないかと思ったりする。そして、Ward氏の指摘通り、多くの視聴者はまたそのチャンネルに舞い戻り、結局、何事もなく、過ぎ去っていく。

厳しく批判したところで、むしろ相手を肥大化させるとしたら、ネットの時代においては『無視』こそ最大の抗議かもしれない。
彼らにとっては、世間の無関心とアクセス低下こそ、最悪の懲罰なのだから。

樹海の自殺者動画で炎上 L・ポールが示したユーチューバーの性

Morgenrood 曙光

Kindleストア

宇宙文明の根幹を成すレアメタルをめぐる企業の攻防と人間の生き様を描いた本格的な海洋ロマン。専門用語は使わず、予備知識のない人でも分かりやすい内容に仕上がっています。無料PDFも配布中。Kindle Unlimited 読み放題の分冊もリリース開始。

この記事を書いた人

石田 朋子

文芸愛好家&サブカルチャー・ファン。主に70年代~90年代の作品に思い入れがあります。寺山修司の名言『詩を作るより、田を作れ(揶揄)』をモットーに、好きな作品を次代に伝えることを目標にしています。海外在住につき、現代日本とは相容れない所がありますがご容赦ください。趣味はドライブと登山。