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映画

サイキック少女と毒親の破滅を描く 映画『キャリー』(原作スティーブン・キング)

TVの洋画劇場で初めて映画「キャリー」を観たのは中学生の時。 「超能力少女のホラー映画」というので、『エクソシスト』みたいな、おどろおどろしい内容を期待していたら、物語自体は「ハイスクール・ミュージカル」のエコエコアザラク版という感じ。キャリーの学園生活がメインになっている。女生徒のいじめがあまりに […]

映画『SHAME -シェイム- (恥)』愛してはならないものを愛した時

本来、『恋』や『愛』というのは、この世の規範や常識を超えたものだ。男が男を、女が女を、妻子や婚約者のある人を、親子ほどに年の離れた人を、血の近い人を、立場的に禁じられている人を、思いがけなく好きになってしまう気持ちはどうしようもない。「止めよう」と決めて止められるものならそれは恋ではないし、本気で恋 […]

スタンリー・キューブリックの『シャイニング』~父(夫)の暴力としての恐怖~

「シャイニング」とは、そうした人間の潜在的な恐怖──「もし、お父さん(夫)がこんな風にキレたら・・」「もし、自分が、妻子に対してこんな風にキレてしまったら・・」という、忌まわしい悪夢をあぶり出す作品であり、いつしか観客は亡霊の存在を忘れ、人間の秘める暴力性に恐れを感じるようになる。

角川映画 エンターテイメントの極致 沢田研二&千葉真一『魔界転生』

この映画を見に行ったのは1981年、中学生の時。 当時、TVで繰り返し流されていた沢田研二と真田広之のキスシーンに魅了されたからです。 『沢田研二』と言えば、私のお姉さん世代が夢中になった「ザ・タイガース」というバンドのヴォーカリストで、解散後はソロとして活躍、「勝手にしやがれ」や「TOKIO」とい […]

「恋人」らしい恋人の為の映画『ゴースト ~ニューヨークの幻~』

1990年、この映画が流行っていた時、私もこういうヘアスタイルにしたくて、髪をうんとショートにしたことがあります。 が、やはりタヌキ顔には似合わず、秋には帽子をかぶって出来の悪さを隠していました。 写真の髪型は今見ても非常に可愛いし、憧れますけど、このヘアスタイル、第一に顔のラインがシャープでないと […]

愛すべきキャラクター「リスベット」二大女優の個性が光る 『ドラゴン・タトゥーの女』

この作品を読む前に知っておきたいのが、スウェーデンにおける異常な性犯罪の高さだ。『女性の3人に1人が性犯罪の被害者』と言われるように、現状は想像をはるかに超えると思われる。 この作品が書かれたのも、『助けることができなかった少女、リスベット』への痛恨の思いがあり、ミカエル・ブルムクヴィストという「ち […]

石岡瑛子さん追悼 フランシス・コッポラの映画『ドラキュラ』~不滅の愛を描く~

フランシス・コッポラの描く『ドラキュラ』はホラーを超えた愛の物語である。悪魔と知りながら恋に落ちるミーナ、愛欲に狂いながらも「愛するあなたをこんな苦しみの世界に引き込むことはできない」と吸血することを躊躇うドラキュラ。ゴシックとエロティックが織りなす幻想的な背景に、日本人デザイナー石岡瑛子の卓抜した衣装デザインが花を添える。

ダグレイ・スコット=幻のウルヴァリン 奇しき運回りの実力派俳優をヨイショする

ヒュー・ジャックマン以前に『ウルヴァリン』に内定していたダグレイ。しかしミッション・インポッシブル2の撮影スケジュールが合わず、ウルヴァリンはジャックマンが演じることになった。ダグレイは一世一代のチャンスを逃したが、後日、ヒューと話した時、「それがハリウッドだ」と答えたそう。

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

ニムロディウムという架空の金属元素を中心に、鉱業、海底鉱物資源、深海調査、海洋情報ネットワーク、建築&デザインなどをテーマに描く人間ドラマ。水深3000メートルに眠るニムロディウムの採掘は世界を変えるのか。生の哲学を中心に海洋社会に生きる人々の願いと攻防を描きます。Google Driveにて無料サンプルPDFも配布中。

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