NOVELLA

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海洋小説『曙光 MORGENROOD』について

車、スマートフォン、TV、家電、etc。 私達の便利な暮らしは、様々な金属材料に支えられています。 その元となる鉱物資源が、どこで、どのように採取され、製品に加工されるか、まったく気にかけない人も多いのではないでしょうか。 時に鉱物資源は紛争地域に偏在し、政治的、人道的に深刻な問題を引き起こしている […]

運命のプレゼンテーション 価値ある仕事と社会の礎

人と社会にとって一番大切なのは『伝えること』です。気持ちも、アイデアも、相手に伝えないことには始まりません。 一方、『伝えること』には、常にリスクも伴います。無視、誤解、反発といった、ネガティブな反応です。 だからといって、伝えなければ、誰にも理解されません。何も言わずにおれば、安全圏にいられるかも […]

対立する二つの海洋都市アイデアと庶民の不安 全ての人に分かりやすく

どんな素晴らしいコンセプトも、大勢に伝わらなければ意味がありません。創作する側は、得てして自分の価値観に囚われがちですが、時には、分からない側の視点から、それでいいのか、欠けているものは何か、見つめ直すことも大切です。 ここでは『パラディオン』という巨大海上施設の建設に不安を感じる大多数と、それを推 […]

今異議を唱えるか、永久に口をつぐむか 苗木の死は森の死

社会が正常に機能して、発展するには、二つの要素が不可欠です。一つは、不正の指摘が許されること。もう一つは、大衆に不正を不正と感じる規範があることです。不正を指摘しただけで投獄されるような社会では、到底、自由公正はのぞめませんし、大衆に不正を不正と感じる規範がなければ、政治も経済もまともに機能しません […]

嫉妬と競争心 人間としての誇りはどこへ?

人間にとって一番大事なものは何かと問われたら、「誇り」と答えます。 英語で言えば、Pride ですが、高慢や勝ち気を意味するのではなく、人間としての矜持を表します。 矜持というのは、自分の行動の指針となるものです。 「盗め」「騙せ」と命じられても、人間としての矜持があればやらないし、逆に、誰に命じら […]

民意か、自己表現か:公共の芸術としての建築

『安藤忠雄の連戦連敗』でも書いているように、建築は公共性の強い芸術であり、絵や音楽と違って、自分の好きなように作ればいい……というものではありません。一つ一つに巨額の建設費や維持費がかかりますし、一度作ってしまったものは、そう簡単に修正したり、取り壊せないからです。 本作では、デフォルメされたキャラ […]

生きる海は一つ 対立を超えて共存共栄の未来へ

どこの世界も手厚く保護されるグループと、何でも後回しにされて取り残されるグループがあります。公的支援は公平が建前とはいえ、将来性のある方が優先され、すでに頭打ちが目に見えている方は十分な支援も受けられず、いっそう衰退する定めにあります。それが自然競争であり、淘汰といえばその通りかもしれませんが、人が […]

庶民を顧みない開発会議と政治の現実 ~社会の分断と公人の無関心

グローバリズムの掛け声とは裏腹に、これから世界はますます分断し、互いに相容れない階層 VS 階層の闘いになっていくだろうと思います。人種や民族間の対立もそうですが、その中でさらに上・中・下と分かれ、縦横に複雑化していくのが未来の社会であろうと。あるいは、上・中・下の階層の方が、人種間、民族間の対立よ […]

理念のフレームワーク デザインの基礎と社会への思いやり

混沌とする社会情勢において、人々が求めるのは、心から共感できる指針です。シンプルで、親しみやすく、なおかつ希望のもてるスローガン。オリンピックや企業でも「こうありたい」という標語が掲げられますが、それは決してお飾りの理想ではなく、人々が一丸となって、大きな目標を達成する為の掛け声であり、戒めです。何 […]

新しい価値観を受け入れることが人生を変える

誰もが得意そうで、まったく理解してないこと。それは「自信をもつ」という事ではないでしょうか。 とりわけ若いうちは不安で、訳が分からない、こうしろと言われても、即座に理解できず、ぐずぐず迷っている人が大半だと思います。 本作の主人公であるヴァルターも、真面目で、人並み外れた行動力がある以外は、ごくごく […]

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