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アニメ&漫画

無名戦士の墓 ~名もなき祖国の英雄たち

欧州各地に存在する無名戦士の墓。歴史の書物に刻まれるのは一握りですが、その足下には、何十億という人々が存在します。「ベルばら」では、民衆の側について戦うことを決意したオスカルが「我らは名もなき祖国の英雄になろう」と兵士たちを奮い立たせる場面があります。名も無き人々の墓碑は未来に向かって、誰が語るよりも確かな平和のメッセージを送り続けています。

オスカルの怒り ~アウシュビッツとド・ゲメネ公爵~

空腹のあまりパンを盗んだ幼子を後ろから騙し討ちにしたド・ゲメネ公爵。その一部始終を見ていたオスカルは宮廷の晩餐会で「まだものの善悪もわからぬ子どもを背中からピストルでだましうちするような男がいっぱしに公爵だなどとは、かたはらいたい」と告発し、決闘を受けて立ちます。子供も犠牲になったアウシュビッツ収容所の写真や動画を紹介。

愛する人の面影を留めて ~ルブラン夫人の肖像画~

フランスの宮廷画家ルブラン夫人はマリー・アントワネットや家族の肖像画を何枚も描きました。「実物よりちょっと美しく描く」のが人気の秘密だったようです。ベルばらでは「王妃さまのお肌があまりにも美しくすきとおっていて、どんな絵の具をつかっても、その色がでないのでございますもの」と溜め息をつく場面がありますが、実際、白人女性にはミルクのように素晴らしい肌色の持ち主がいます。マリーの肖像がにはルブラン夫人の優しい友情が感じられます。代表的な作品を画像で紹介しています。

ベルばら・コード サクレクール寺院を探せ 池田理代子の創作秘話より

ベルサイユのばらを創作するにあたって、池田理代子先生は「図書館や出版社の資料室に行って、日本で手に入れられる限りの本を資料にしました。実物はまったく見ずに写真を見て絵を描いていたわけです」。連載後、フランス革命時には存在しなかったサクレクール寺院が描かれていることを読者から指摘されます。その箇所はどこでしょう。

オーストリア女 =マリー・アントワネット ~異国の女として生き、異国の女として死す~

 近頃は、国際人を目指して早期の英語教育も盛んですが、果たして言葉は本当に国や民族の違いを超えるのか、時々、疑問に思うことがあります。  たとえば、日本人相手に「ベルばらがね……」と言えば、池田先生の名前はもちろん、作品の内容、オスカルやアンドレといったキャラクターの名前、歌劇やアニメ、洋画にまでな […]

ザ・結婚証書 ~マリーの指先も震えた運命の一瞬

政略結婚によりフランス王太子(未来のルイ16世)に嫁いだマリー・アントワネット。結婚当時、14歳だった彼女は緊張のあまり結婚証書にインクの染みを作ってしまう。周囲からは「なんと不吉な」と囁かれたエピソードとポーランドの市民婚を紹介。署名欄もレディファーストで新婦の名前を上段に記入するが、日本の習いに従って下段に記入したという話。

母の愛は馬車より強し ロザリーのお母さんの勇気

「文句があったら、いつでもベルサイユにいらっしゃい」のポリニャック伯爵夫人の捨て台詞で有名なロザリーのお母さん轢死事故。実際、町中を走る馬車の速度は徐行する車より勢いがあります。ロザリーの生みの母であるポリニャック伯爵夫人を呼び止めようと身体を投げ出したお母さんの心情は想像して余り在るというコラム。

素敵な恋のあきらめ方(ベルサイユのばらに寄せて)

恋をして、何が辛いかといえば、その人をあきらめなければならない場合でしょう。 かといって、人を好きになったら、そう簡単に理屈であきらめきれるものではありません。頭では分かっていても、「もしかしたら」と期待して、側に寄ってみたり、背伸びして、いい所を見せたり。バカだなあと思いつつも、相手のことを追い求 […]

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

ニムロディウムという架空の金属元素を中心に、鉱業、海底鉱物資源、深海調査、海洋情報ネットワーク、建築&デザインなどをテーマに描く人間ドラマ。水深3000メートルに眠るニムロディウムの採掘は世界を変えるのか。生の哲学を中心に海洋社会に生きる人々の願いと攻防を描きます。Google Driveにて無料サンプルPDFも配布中。

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