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文芸・評論

チェ・ゲバラと青春と革命 / 若さとの親和性

青春と革命は相性がいい。 大義があれば道は正当化され、迷いには答えが与えられる。 社会への疑念。 大人への不満。 報われぬ努力。 満たされぬ自我。 そこに誰が倒しても納得の相手、この世に存在する価値も無い下劣な敵が存在すれば、人生の道筋は非常に分かりやすいものになる。 すべての革命がルサンチマンを基 […]

三島由紀夫&美輪明宏『黒蜥蜴』妖艶と美麗の極致

ねえ、鏡のなかの紳士。明智ってすばらしいと思わない? そこらに沢山いる男とちがって、あの男だけが私にふさわしい。でも、これが恋だとしたら、明智に恋しているのはどの私なの? 返事をしないのね。それならいいわ。また明日、別の鏡に映る別の私に訊くとしましょう。じゃ、さよなら。

「男がほんとうに女に贈り物をしたいと思ったら結婚するものだ」ーココ・シャネルー

「結婚してるのと、してないのと、何がどう違うというんだ?」最初の愛人エティエンヌの言葉にシャネルは女の哀しい宿命を思い知らされる。それをバネに真の自立を目指し、自身のファッション・ブランドを立ち上げるが、深く愛し合ったアーサー・カペルにも結局は裏切られてしまう。シャネルの数々の名言と生き様を著書と映画を通して紹介。

江戸川乱歩の『芋虫』~老人介護を想う

眼の他には、何の意志を発表する器官をも持たない一人の人間が、じっと一つ所を見据えている様子は、こんな真夜中などには、ふと彼女に不気味な感じを与えた。どうせ鈍くなった頭だとは思いながらも、このような極端な不具者の頭の中には、彼女たちとは違った、もっと別の世界が開けているのかもしれない。彼は今その別世界を、ああしてさまよっているのかも知れない。などと考えると、ぞっとした。

石井 光太『絶対貧困』苦しみを比較してもなあ・・

絶対貧困―世界人口約67億人のうち、1日をわずか1ドル以下で暮らす人々が12億人もいるという。だが、「貧しさ」はあまりにも画一的に語られてはいないか。スラムにも、悲惨な生活がある一方で、逞しく稼ぎ、恋愛をし、子供を産み育てる営みがある。アジア、中東からアフリカまで、彼らは如何なる社会に生きて、衣・食 […]

饗庭孝男『フランス 四季と愛の詩』 詩と写真で感じる大人の絵本

フランス文学の評論で著名な饗庭孝男氏の名著(絶版)から「恋する女の存在の不安は、たえず相矛盾する極から極へ移ることから生じる。愛は生から死へ、歓喜から涙へ、苦しみから安らぎへ、至福から絶望へと絶えず詩人を揺り動かし、片時も休むことがない」等の抜粋と、フランス語の原文とフランスの美しい風景写真から構成される本の一部を写真付きで紹介。

『夢見るジュエリ』とヴァンドーム青山

もし、若いお嬢さん方に、「手っ取り早く運気を高めて、自分を輝かせたいだけど……」と聞かれたら、私は迷わず『ジュエリ』をおすすめします。 ジュエリと言っても、何十万もするような高級ブランドの宝石でなくていい。 自分の感性に一番ピッタリくる石。それを一つ、自分の守護神として身につけたら、持っているだけで […]

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

ニムロディウムという架空の金属元素を中心に、鉱業、海底鉱物資源、深海調査、海洋情報ネットワーク、建築&デザインなどをテーマに描く人間ドラマ。水深3000メートルに眠るニムロディウムの採掘は世界を変えるのか。生の哲学を中心に海洋社会に生きる人々の願いと攻防を描きます。Google Driveにて無料サンプルPDFも配布中。

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