欧州で F(エフ)る 何人たりとも、オレの前は走らせねえ!

ドライブは人生に似ている。

先を急げば仕損じるし、臆病過ぎてもつまらない。

あわてず、あせらず、あらそわず。

他の車に惑わされることなく、自分のペースでハンドルを握る。

追い越されても、割り込まれても、決して仕返ししようなどと思ってはいけない。

いつ、どんな時も、自分の走りを見失わないことだ。

*

車を運転することは、何よりも精神修養になる。

秒ごとに変わる状況の中で、的確に判断し、冷静さを保つ。

たとえ事故すれすれの目に遭っても、目的地の1つ手前で右折してしまったとしても、次の瞬間には気持ちを立て直し、方向を修正する。

そうして、安全かつ確実に目的地に辿り着くこと、それが重要。

自分のペースを崩さないことがどれほど大切か、ドライブは教えてくれる。

そんな私の好きな言葉。

何人(なんぴと)たりとも、オレの前は走らせねえ!

六田登のヒット作、『F(エフ)』の決めゼリフです。

↓私も限りなくこれに近い

見渡す限りの大地。

閃光のように貫く一本道。

快適なエンジンの音を聞きながら、一人で走っていると、ここが大いなる世界の一点に過ぎないことを思い出させてくれる。

世界には、まだ見ぬものがたくさんあるということも。

今はまだ、道の途中。

多分、永遠に──。

Morgenrood 曙光

Kindleストア

宇宙文明の根幹を成すレアメタルをめぐる企業の攻防と人間の生き様を描いた本格的な海洋ロマン。専門用語は使わず、予備知識のない人でも分かりやすい内容に仕上がっています。無料PDFも配布中。Kindle Unlimited 読み放題の分冊もリリース開始。

この記事を書いた人

石田 朋子

文芸愛好家&サブカルチャー・ファン。主に70年代~90年代の作品に思い入れがあります。寺山修司の名言『詩を作るより、田を作れ(揶揄)』をモットーに、好きな作品を次代に伝えることを目標にしています。海外在住につき、現代日本とは相容れない所がありますがご容赦ください。趣味はドライブと登山。