CATEGORY

クラシック音楽・オペラ・バレエ

アンドレ・ワッツのピアノ・リサイタルに寄せて / ラフマニノフピアノ協奏曲とリスト名曲集

「一流」とか「巨匠」とかいうタイトルは誰が決めるのだろう。時には、それに属さぬ人が、生涯忘れ得ぬような名演を残すことだってあるはずだ。あの夜のワッツは本当に神がかっていたし、あれほどの演奏を2千円ポッキリで聴けた私もなんと幸福だったのかと思う。

涙と青春の『アルヴァマー序曲』吹奏楽よ、永遠なれ~ 『ジュビラント序曲』『インヴィクタ序曲』

誰にでも忘れがたい思い出の曲があるものだが、私の場合、それは吹奏楽の雄、ジェームズ・バーンズ作曲による『アルヴァマー序曲』だ。 全国何万の高校生吹奏楽部員の胸を熱くし、日本のみならず、世界中の若者を惹きつけて離さない、吹奏楽界のヴァン・ヘイレンこと「J・バーンズ様」。 そのバーンズ様の世界的代表作に […]

帝王リヒテルのチャイコフスキー『ピアノ協奏曲第一番』/ ショパンのエチュードOp10, No.4

ロシアの三大ピアニストと言えば、「リヒテル、ギレリス、ペトロフ」というのが一般的らしいが、私はあえてここから一名を差し引いて、『リヒテル&ギレリス』の両名をもってクラシック・ピアノの最高峰と位置づけたい。 そりゃもう、通に言わせれば、「ミケランジェリがいるだろ」「ホロヴィッツはどーした」と、さんざん […]

アレクシス・ワイセンベルクの魅力 ドビュッシー名曲選より

美麗なピアニズムで知られるワイセンベルクの魅力が凝縮したドビュッシー。『月の光』『組み合わされたアルペジオ』の映像的な演奏をはじめ、日本では廃盤になって久しい『ラフマニノフ・ピアノソナタ第二番』変態プレイが炸裂する『ペトルーシュカ・ロシアの踊り』、その他おすすめCDとライナーノーツの抜粋も掲載。

有吉京子の『SWAN』を観る(9) ~真澄とレオンの『牧神の午後』

ルシィの『ボレロ』を通して、ほんの少しモダン・バレエへの入り口が見えてきた真澄。バランシンのテスト演技では、レオンと『スコッチ・シンフォニー』を好演し、その可能性を十二分に見せつけたにもかかわらず、レオンの相手役はやはりマージに決定してしまいます。しかし、その場でレオンが「真澄が相手でなければ踊りません」と公言したことから、レオンまでもチャンスを失い、これからどうなるのかと不安でいっぱいの矢先、もう一人の名振付家、ジェローム・ロビンスから、「君たちのペアに大きな可能性を見た。よければ、『牧神の午後』を踊ってみないか」とオファーを受けます。二人は快諾したものの、モダンという新たな道をめぐって、レオンと真澄の心はすれ違うばかり。迷う真澄に手を差し伸べようとしないレオンの冷淡な態度とは裏腹に、友人のルシィはあふれんばかりの優しさをもって彼女に寄り添います。

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

ニムロディウムという架空の金属元素を中心に、鉱業、海底鉱物資源、深海調査、海洋情報ネットワーク、建築&デザインなどをテーマに描く人間ドラマ。水深3000メートルに眠るニムロディウムの採掘は世界を変えるのか。生の哲学を中心に海洋社会に生きる人々の願いと攻防を描きます。Google Driveにて無料サンプルPDFも配布中。

CTR IMG