CATEGORY 文学・神話・絵画

古今東西の名作からマイナーな小品まで、お気に入りの詩や小説、ギリシャ神話、キリスト教について紹介。

新年の夜明けに寄せて『曙光』と『落日』廻る光の物語

東向きの部屋に移り住み、昼夜逆転の生活をするようになってから、夜明けを目にすることが多くなりました。 私はそれまで『日の出』というものを見たことがなく、いつも頭上で燦燦と輝く太陽しか知らなかったのですが、初めて曙光を見た時、胸にしみいるような感動を覚えたものです。 山間を薄紫に染めながら、ゆっくり昇 […]

Finamor -至純の愛-

この世に残された最後の純愛は、道ならぬ恋という。 お互い、何の打算も駆け引きも無く、 ただ互いの魂だけを見詰めて、引かれ合うからこそ、 純粋に燃焼できるのかもしれない。 愛極まれば、死に至る。 それはまた人間に残された最後の神話でもある。 初稿:1999年11月28日

そして今年も暮れゆく 生まれ変わる朝と感謝を込めて

そして今年も暮れゆく・・ 何かあったような気もするけど 何があったのか 今はもう、よく思い出せない。 それだけ過去が遠ざかるのが早い。 一瞬、目の前が暗くなって 夜より深い闇を体験することもあるけれど 目覚めた後は、いつも前より眩しい光の中にいる。 だけど不思議と答えが分かるのは あの闇の最中なのだ […]

「独身のほうがいいとおっしゃる方は、なかなか考えを変えてくださらないし」

さて、この台詞は、誰の作品でしょうか。 正解は、ゲーテの『ファウスト』(悲劇第一部 (中公文庫) )です。 翻訳は、今や絶版となってしまった手塚富雄・訳。(参照→文学への愛は時代を超える 手塚富雄のあとがきより 上記だけ見たら、ほとんど現代小説か、どこぞのライフハック系の小説仕立てという印象。 ちな […]

知見は時に絶望しかもたらさない フランツ・カフカの『ロビンソン・クルーソー』

幸せに生きるコツ――なりふり構わず ロビンソン・クルーソーが島のもっとも高い一点、より正確には、もっとも見晴らしのきく一点にとどまりつづけていたとしたら―― 慰めから、恐怖から、無知から、憧れから、その理由はともかくも――そのとき彼はいち早く、くたばっていただろう。 ロビンソン・クルーソーは沖合を通 […]

時間のある人はやりたい事をやろう

時間のある人は、その時間を思い切り使って、やりたい事をやればいい。 やりたい事があっても、仕事や介護で時間が取れず、やれない人が聞いたら、地団駄踏んで悔しがる。 その人たちの為にも、やりたい事をやった方がいい。 一分一秒たりと、時間を粗末にすべきでない。 贅沢なことだろうか。 もし、金持ちが貧乏人に […]

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