『子供と大人の境界線はどこですか』 #『質問』の答え

https://flyingquestions.tumblr.com/post/164903164855/子供と大人の境界線はどこですか子供と大人の違いを説明できますか

それは親を一人の人間として赦せた時です。

『子供』の目には、親はどこまで行っても『親』でしかありません。

だけども、心が成長して、子供と大人の境界を越えると、親を一人の人間として理解し、受け止められるようになります。

ああ、この人も、弱さ、脆さをもった、一人の人間なんだな、と。

私は十八歳の時に、それを強烈に感じて、その瞬間「大人になった」と自覚しました。

それは子供の私にとって、まったく新しい視点だったし、小学生や中学生の時分には、そんな風に見える日が来るとは夢にも思わなかったので。

子供の頃は、親の後ろをひたすら付いて行く。

だけど、ある時から、自分の歩きたい道が見えてくる。

一度、列から離れたら、もう一人歩きできる自分の大きさに気付く。

そして、物理的には、親とそれほど変わらないことも。

巣立ったアヒルの子供は、こう言うでしょう。

「ずいぶん、長い間、子供だったような夢を見ていたなぁ!」

夢から覚めた子供の目には、親が巨人でも偉人でもなく、現実というものがありのままに映るのです。

*

親のやることを真似するから子供という。

なんで真似するのだろう。

最初に目に映る世界だから。

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この記事を書いた人

石田 朋子

文芸愛好家&サブカルチャー・ファン。主に70年代~90年代の作品に思い入れがあります。寺山修司の名言『詩を作るより、田を作れ(揶揄)』をモットーに、好きな作品を次代に伝えることを目標にしています。海外在住につき、現代日本とは相容れない所がありますがご容赦ください。趣味はドライブと登山。