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「小説」の検索結果118件

ドストエフスキーの名作『罪と罰』米川正夫(訳)の抜粋 / 『謎とき 罪と罰』江川卓

超個人主義に徹する貧しい大学生ロジオン・ラスコーリニコフは、『人間は凡人と非凡人とに分かれ、非凡人は既成道徳をも踏み越える権利を有する』 『一つの些細な犯罪は、数千の善事で償われる』という論理のもと、強欲な高利貸の老婆を殺害し、奪った金を有効に使おうとする。不朽の名作を米川正夫訳で紹介。

愛と死の世界・ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』に酔う / ルネ・コロ&カルロス・クライバーの名演

「この世を離れて私はあなたのものになる」愛は突き詰めれば死に至る、究極のエロスとタナトスを描いたワーグナーの傑作。元となったジョゼフ・ベディエ編 「トリスタンとイズー物語」 の抜粋も交えながらオペラの見どころと名盤を紹介。雑誌『音楽の友』に掲載されたコラムも掲載。

スネーク・プリスキンにカルトな愛を捧ぐ ~映画『ニューヨーク1997』リメイクの噂に寄せて

1980年代に製作され、今なおカルトな人気を誇る『ニューヨーク1997』。「スネークと呼べ」が決め台詞の犯罪の帝王を演じたのはジョン・カーペンター監督に見出されたカート・ラッセル。現代のアクション大作のような派手さはないが、手作り感覚のセットや音楽が味わい深く、反権力のアンチヒーローのどんでん返しもエッジが効いている。やさぐれた海賊みたいな魅力満開の傑作。

数十年もすれば老朽化して、地元のお荷物になるような商業施設に巨額の予算を投じるよりも

急ピッチで湾岸開発の進むペネロペ湾では既に世界的な建築家フランシス・メイヤーと大手建設会社ロイヤルボーデン社が足がかりを作り、『海上のヴェニス』と称される円環の海上都市の建設計画を推し進めていた。再びメイヤーと対峙したヴァルターはわだかまりを水に長そうとするが、故郷の再建計画をめぐって再び恨みが再燃する。

美しい女が老いに直面する時 映画『血の伯爵夫人』エリザベート・バートリ

若さと美を願うのは、間違いですか? 美貌の伯爵夫人エリザベート・バートリは、21歳の若くてハンサムなイシュトヴァンに恋をしたことから、自分の老いを強く意識するようになる。愛を失うことを恐れた夫人は自らの美貌を永遠に保つことに執心し、乙女たちの生き血を求めるようになる。女性の老いと悲哀を正面から描いた人間ドラマ。

映画と原作から読み解く『ゴッドファーザー』人生を支える第二の父親

「世の中はつらいことだらけだから、二人の父親に面倒をみてもらわなければ生きていけない。そんな意味合いから、名付け親(ゴッドファーザー)というものが生まれたのです」ドン・コルレオーネと三人の息子らの宿命を描いた名作の世界観を原作の抜粋と動画で紹介。イタリア移民の生き残りをかけた哲学と志、家族愛が印象的な人間ドラマの最高峰。原作は一ノ瀬 直二氏の翻訳が秀逸。

人間の意思より運命が強いというなら、運命よ、お前の好きにさせてやる

運命の前には、人間の意思など何の役にも立たない。揉まれ、流され、常に人の望みを打ち砕く。それほどまでに人の努力を嘲笑い、意のままにはさせぬというなら、運命よ。お前の好きにさせてやる。生かすも殺すも、お前の望み通りにすればいい。これまで、どれほど苦しくとも、人生の舵から決して手を離したことはなかった。強い意思をもって幾多の波を乗り越えてきた。だが、その根比べも終わりだ。人間の意思より運命が強いというなら、お前の成したいようになってやろうじゃないか。

ドストエフスキー伝記(祥伝社新書)より ~人は葛藤する限り、神と共に在る

難解・冗長で知られるドストエフスキーはどんな時代に生まれ、何に影響を受けて作家活動を開始したのか、ロシア史、文学史から読み解く伝記。賭博、借金、投獄、女、波瀾万丈の人生の中でもロシアの行くべき道を模索し、人類の処方箋を探し求めたドストエフスキーの深い知性と義侠心がひしひしと伝わってくる良書。

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

ニムロディウムという架空の金属元素を中心に、鉱業、海底鉱物資源、深海調査、海洋情報ネットワーク、建築&デザインなどをテーマに描く人間ドラマ。水深3000メートルに眠るニムロディウムの採掘は世界を変えるのか。生の哲学を中心に海洋社会に生きる人々の願いと攻防を描きます。Google Driveにて無料サンプルPDFも配布中。

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